もしかして俺ってキープされてる？
そういう不安に駆られたからこそ、この特集をご覧いただいていることだと思います。
現在進行形で「もしかしてキープされてる？」と不安を感じていても、好きという感情が邪魔をして冷静に状況を判断できないですよね。
そこで本特集では、キープをしたことがある女性30人を対象にヒヤリングを行い、キープ女子の特徴とその心理について解説しています。
男性には理解できないことだらけだと思いますが、現在のこう着状態に決着をつけるためにも、その恋を進展させるためにも、キープ女子の生態を理解しましょう。
女性がキープを作る４つの理由
女性の中には自分の欲求を満たすために、自分に好意を持ってくれる男性をキープしようとする女性がいます。
全体的な割合だけで言えば決してキープ女子は多くはありませんが、そんな女性を好きでい続けてもあなたが幸せになる日は訪れません。
かく言う私も、これまでにキープをされた経験がある一人で、自覚しているだけでも二度のキープを経験しています。
恋心が冷めて冷静になってくると2人の関係が如何に異様だったか分かるようになりますが、その最中はなかなか気づけないものですよね。
私の経験を振り返っても、キープしようとする女性は身勝手で、男性(あなた)の気持ちは基本的に二の次で、全ての行動は自分のために帰結しているんです。
ではなぜ彼女たちは男性をキープしようとするのか。
そこには男性にはなかなか理解できない女性特有の理由があるようです。
１．彼氏が出来るまでの疑似恋愛
アンケートを取った結果、キープを作る理由として最も多かったのが疑似恋愛体験でした。
これは女性だけでなく男性もそうだと思いますが、自分を好きでいてくれる人がいるという事はとても嬉しい事ですよね。
好きな人がいない、もしくは好きな人が振り向いてくれないから、自分を好きでいてくれる人と疑似恋愛体験をして気持ちを紛らわせたい。
これがキープを作る女性に最も多い理由のようです。
疑似恋愛体験を楽しみたいから、あなたからのデートの誘いを断らないし、気が向けば女性の方からデートのお誘いがある事も。
好きという気持ちを伝えても返事は返ってこなかったのに、定期的にデートに行く関係が続いていたら、その女性はあなたとの疑似恋愛体験で心を満たそうとしているのかもしれません。
２．承認欲求を満たすため
人は誰しも他人に必要とされたいと強く思うものです。
特に10代から20代前半の多感な時期は承認欲求が高く、承認欲求を満たすために友達の輪を広げる人もいれば、恋愛することでその欲求を満たそうとする人もいます。
「承認欲求」とは他人から認められたい、必要とされたいと願う欲望の事です。
キープを作る女性は恋愛で承認欲求を満たそうとする典型的なパターンで、あなたの事が好きでも嫌いでもないけど、承認欲求を満たすために無意識に、もしくは意識的にキープしているという事なんです。
他者からの好意を実感できることは、承認欲求を満たすため最大の餌なので、好きでいてくれるあなたが近くにいるだけで心地が良いんです。
若い世代に多く見られるキープ
私が過去にキープされたのも20代前半の頃で、私の友人たちがキープされて泥沼にはまったのも20代前半の頃です。
あの頃を振り返ってみると、10代から学生にかけては周囲に多くの友人がいて、毎日のように誰かと一緒に過ごしていたように思いますが、社会に出ると友人と会う機会が減少していき、一人で過ごす日が増え少し寂しい気持ちになる事もありました。
人によってはこういう状況を経験することで、孤独を感じたり、疎外感を感じて不安に駆られることがあるようで、これがキープを作るきっかけになっているようです。
誰しも孤独感や疎外感は苦手だと思いますが、それを強く感じるようになる20代前半の時期にこそキープを作りたくなる傾向にあるようです。
実際に私がキープされたのも社会に出てからですし、友人と疎遠になり始める旅立ちの時期は特にキープされることに敏感になる必要があるかもしれませんね。
３．都合の良いキープくん
女性の中でもごく一部しかこういった女性はいませんが、人間性がねじ曲がっているのか、自分に好意を向けてくれる男性を財布や足として便利に使いこなす女性がいます。
ヒヤリングを行った女性の中には、今となってはやった事を後悔している、申し訳なかったと感じている方もいましたが、男性からの好意を上手く使いこなす典型的な悪女たちです。
自分でお金は出したくないけど美味しい食事を食べたいからあなたを誘ってタダで美味しいものを食べたり、タクシー感覚で移動のためだけにあなたを呼びだしたりと、恋愛対象としてだけではなく対等な人としてすらあなたを見ていない最悪なパターンです。
残念なことに、以前私が好きだった女性に真正の悪女タイプがいました。
悪びれない悪質な悪女
私が22歳の頃の体験談です。
当時、バイト先で仲が良かった先輩とその彼女(同じバイト先)と頻繁に遊ぶようになりました。
しばらくすると彼女さんの妹も一緒に遊ぶようになったのですが、誰がどう見てもその妹さんは私に興味があるようでした。
次第に2人で遊ぶようになり、ほぼ毎日のように一緒にいたので付き合おうと告白をしましたが、彼女から明確な返答はなく、うやむやにされたまま時間が過ぎていきました。
関係性としては曖昧であるにも関わらず、なぜか彼女の家に毎日のように入り浸る半同棲のような状況になっていて、傍から見れば付き合っているとしか思えない状況だったと思います。
私から押しかけているというよりは、彼女の方から「今日は来ないの？」などと誘いってくるパターンがほとんどでした。
私は彼女の事が好きだったので「一緒にいれるならこれでも良いか」という妥協があったように思います。
後々、その子も同じ職場でバイトをするようになったこともあって、バイト終わりはそのまま彼女を車で送り、そのまま家に泊まるなど、確かに彼氏彼女のような状況ではありましたが、事実としては彼氏ではありませんでした。
最初の頃は見て見ぬふりをしていたのですが、私が鈍感な男だと思ったのが徐々に分かりやすく怪しい行動を取るようになりました。
一応私にバレないように他の男性と遊んでいたようですが、流石に3ヶ月以上も半同棲生活が続けば鈍感で馬鹿な私でも気付くくらいには怪しい行動ばかりだったんです。
女の武器をフル活用！悪女の奥の手
思い切ってそのことを本人に問い詰めてみたのですが、泣きながら「そんな人だと思わなかった」と言うばかりで全く話にならない…
まるでこちらが悪いことをしているかのような状況になるので、精神的に耐えられず本人に問い詰める事は止め、彼女の友人やお姉さんに話を聞いてみる事に。
すると、私に対して申し訳ないと思ったのか、いろいろと素直に教えてくれました。
私が不在の時は他の男性を呼びつけてバイト先まで車で送らせたり、私だけがバイトに行っている時は別の男性とデートに行ったりとやりたい放題の日々だったようです。
彼氏で無い以上、私も強くは言えませんでしたが、何故そんなことをするのか聞いてみたところ「別に本気じゃないんだからいいじゃん」と悪びれるそぶりすら見せませんでした。
さすがに「この女性はどこかズレてる」と思い始め、徐々に家に泊まりに行く回数が減っていきました。
理解できない事にストレスが溜まるようになり、最終的に私の方から「もう行かないし会わない」と告げたのですが、意外なことに号泣されました。
そんなに泣くならなぜ付き合わないんだ？なぜ他の男性と遊ぶんだ？と疑問だらけで、最後まで彼女の事を理解できませんでした。
大人の恋愛に憧れを抱いていた
私が告白してから別れを告げるまで半年以上、彼女と時間を共にしましたが、彼女の口ぶりから察するに、どうやらその子は「大人の恋愛」に憧れを抱いていたようです。
とにかく、彼女はことあるごとに「大人」という単語を使いたがっていたので、大人の恋愛に憧れを抱いていたのは間違いないようですが、その感覚が一般常識とは大きくかけ離れていたのでしょう。
浮気を繰り返していた姉の影響なんだとは思いますが、彼女が思う大人の恋愛とは口に出さずともお互いを理解し、お互いが本命をキープした上で遊びまわるという感覚だったのかもしれません。
彼女と決別した後に姉から言われたのですが、妹にはちゃんとした恋愛をしてほしくて陰で私をおすすめしていたようです。しかしそんな姉の気持ちとは裏腹に、妹は別の意味で私が大人の男性だと捉えてしまったのかもしれませんね。
彼女は私が大人の男性()だと思っていたようで、彼女の知らないところで私が女遊びをしていると思いじ込んでいたようです。
当然私はそういうことは一切していません(笑)
その後も友人関係が続いた姉から教えてもらったのですが、結局彼女は私との決別後も特定の彼氏を作らず、男性をとっかえひっかえしていたようです。
特に男性が好むような綺麗寄りの可愛い女の子で、言い寄ってくる男性が後を絶たないくらい可愛かったことが彼女を悪い方向に向かわせたのかもしれませんね。
４．中には好意的なキープも
無用な期待感を持つ男性が増えそうなので予め釘を刺しておきますが、キープする女性で「好意的なキープ」をするタイプはかなり稀なので淡い期待を持たないようにしましょう。
キープする女性の中には、「もしかしたら好きになるかもしれないから」という理由で、あなたからの告白をキープし、様子を見る女性もいます。
あなたの事を好意的に捉えてはいるし、あなたのようなタイプの男性を彼氏にすれば幸せになれそうだなと頭では分かっているけど、どうしても好きという感情が湧かず、時間を共有することで好きになるかもと思って様子を見ている状況です。
似たような相談を女友達からされたことがありますが、結論から言えば好きになる可能性はかなり低いように思います。
理屈では分かっていても感情が動いていないのであれば、その女性があなたを好きになる確率はかなり低いので、どちらにしてもキープされているという状況は好ましくありません。
キープされても幸せにはなれない
私の経験から言っても、他の方の経験から判断しても、キープされたことで幸せな結末を迎えるというケースはほとんどありません。
キープという行為自体が、相手の気持ちを弄んでいる状態です。
キープするという事は相手の気持ちを汲み取ることが出来ず、意図的であったとしても意図ではなく結果的にそうなったとしても、相手よりも自分の気持ちを優先している事に変わりはありません。
もしあなたが「もしかしてキープされている？」と感じたら、好きという感情を一旦置き、冷静になってその相手の方の人間性を観察し直すべきかもしれませんね。
今回はキープする女性に限定しましたが、同じように女性をキープする男性もいると思います。
男性と女性でキープする理由はやや異なるようですが、どちらにせよまともな理由でない事は明白なので、キープという泥沼にハマる前にいったん冷静になる努力をしてみて下さい。
新たな出会いに踏み切ろう
私から言えることは、キープされているかも？と感じたらすぐにでも距離を置くことです。
距離を取ったことでお相手の方が追ってきてくれればそれで良し、追ってこなければ新しい出会いに踏み切れるように時間をかけてでも心を整理できるよう頑張ってみてください。
一番ダメなのは、せっかく距離をとったのに我慢できずに自分からまた距離を縮めてしまう事なので、そういう時は新しい出会いに触れてみる事をおすすめします。
マッチングアプリを眺めるだけでも
男性の場合、一度親密になった女性は一生心に残ってしまうものですが、それでも新しい出会いは必ずあなたの心を浄化してくれます。
キープされるタイプの男性は、心の整理がつかない状況で次の女性に進むのは嫌だと考える優しい男性だと思いますが、次の女性に進まなかったとしてもマッチングアプリを眺めているだけで気持ちは徐々に変化するものなので、とりあえずマッチングアプリを眺めるという方法は結構おすすめです！
そうすれば、彼女だけでなく他にもたくさんの女性がいるという事が分かると思いますし、次に進める気がしてくるものなので、荒治療だとは思いますがマッチングアプリが気持ちを整理するきっかけになることがあります。
騙されたと思って、まずは１つでいいのでマッチングアプリをスマホにインストールして眺める事から始めてみましょう。
案外すんなり心の整理が出来るかもしれませんよ！
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