マッチングアプリで騙されないために学ぶ職業別スーツの特徴

マッチングアプリにはハイスペックな男性がチラホラいらっしゃいます。

実業家で年収が7桁を優に超えていたり、誰もが知る一部上場企業の社員さんだったり、普段の生活では出会えないような上流階級の方々ですよね。

ここで質問です!

もしこの肩書が嘘だったらどうしますか?

実はこういった嘘の職業を記載する男性がマッチングアプリの中に存在し、近年のマッチングアプリにおいては非常に問題視されつつあります。

そこで今回の特集では、マッチングアプリに書かれている肩書と実際の肩書が合致しているかどうかを見分けるために「スーツで見分ける男性の職業」と題し、男性のスーツの着こなしで職業を見分ける方法をご紹介していきたいと思います。

なぜ嘘の肩書を使うの?

マッチングアプリでは嘘の肩書を使って、肩書に弱い女性を釣ろうとする男性が少なからずいるようです。

彼らの目的は明確です。

女性とホテルに行きたいだけのヤリモクなんです!

こういった男性は特にハイクラス系のマッチングアプリに多く、恋活・婚活系のマッチングアプリにも稀に出没するようです。

肩書を偽る男性の特徴

マッチングアプリで職業を偽る男性には、大きく分けて3つのパターンが存在します。

  • 社会に出たことが無い「学生タイプ」
  • 身バレしたくない「ワケありタイプ」
  • 単なる見栄っ張りな「理想型タイプ」

それぞれのタイプに特徴があり、また見分けるポイントもちゃんとありますので、後程タイプ別にスーツの特徴と嘘の見抜き方をご紹介していきます。

業界によって異なるスーツの着こなし

以前、私は営業職に就いていたので、その時に様々な業種の人と交流を持っていました。

不思議な事に、業種によってスーツの着こなしが異なるんです。

とある会社(上場企業)の社員さんの例を挙げると、、ベテランから新人まで似たような着こなしをしていたので、何気なく質問をしたことがあります。

皆さん同じようなスーツですが、会社で決まっているんですか?

そんなことはありませんよ。ただその時々で流行りのスーツがあって、先輩の着こなしを後輩が真似しているんで皆似たようなスーツになってしまってるんだと思います。

ちなみにその会社で流行していたのはジャケットパンツスタイルで、同業他社も似たようなスーツの着こなしになっていたようです。

上下お揃いのスーツと比べると、ジャケットパンツはカジュアルに着こなせるので、社風が緩いIT企業などでも多く見受けられますが、誰もが知る大手企業でも社員1人1人が独立しているエンジニアやコンサル系の企業でもジャケパンスタイルは多く見受けられます。

社会に出ると先輩の着こなしを真似するのが常識?

新社会人の多くは、いわゆるリクルートスーツである事がほとんどです。

しかし入社すると当然のようにリクルートスーツで働いている先輩は皆無です。

新人臭さを消すためにも、まずはスーツを買い直すところから社会人生活が始まるのが一般的で、ほとんどの場合、新人は先輩の着こなしを見て真似をする、もしくは先輩にすすめられたスーツを買うというのが王道パターンです。

こういった事情から、同じ会社で働く人はスーツの着こなしが似るようになり、業界全体が似たような着こなしになっていくようです。

これが職業別にスーツの着こなしが異なる最大の理由のようです。

スーツの着こなしでバレる嘘

嘘の職業をマッチングアプリに書いている方は、実際にそこの業界で働いているわけではないので、スーツの着こなしが実際にその業界で働く方々とは全く異なります。

業界ごとにスーツの着こなしが異なるという事すら知らない方も多いようです。

中にはスーツの着こなしに色が無い業種もあるようですが、ハイスペックの男性が多い業界であればスーツの着こなし偏りがあります。

また嘘をついている方にもパターンがありますので、その傾向と特徴を詳しくご紹介していきたいと思います。

社会に出たことが無い「フリーター・学生タイプ」

スーツの着こなしで「あぁ嘘ついてるなこの人」とすぐにバレてしまうのが、社会に出たことが無いフリーターや学生タイプです。

学生さんのスーツの着こなしは「あぁ学生っぽい」とすぐに分かるのでまだ助かりますが、フリーターなのにスーツだけにはお金をかけるマルチ勧誘系もここに含まれます。

このタイプに多く見受けられるのが「スーツ+ベスト」という着こなしです。

スーツ+ベストは要注意!

私もマッチングアプリでマルチ男性に出会った事がありますが、彼らは容姿から入るタイプなので見た目だけは本当にお金持ちっぽく見えることがあります。

しかし彼らの嘘を見破るのは意外に簡単です。

スーツは見た目重視で選んでいるので、そんなに値が張らないスーツでもそれなりに高価に見えることがありますが、ネクタイとシューズ(革靴)がスーツに見合っていないんです。

スーツはそれなりなのに、ネクタイは薄い生地のペラペラネクタイで、革靴は基本ブラウン系というのが定番です。

学生タイプは仕事の話が出来ない

他のタイプの方もそうですが、特に学生タイプは社会に出たことが無いので仕事の話を振ると、必ずと言って良いほど別の話題に振り替えようとします。

また、学生タイプが良く好む嘘の職業として挙げられるのが「商社」「外資」という分かりやすくお金持ちっぽい職業です。

スーツの着こなしを見て「あれ?」という疑問を持ったら、仕事の話を振ってみて、詳しい仕事の話が返ってこなければ黒で間違いないでしょう。

身バレしたくない「ワケありタイプ」

嘘をつくタイプの中で手ごわいのがこの「ワケありタイプ」です。

このタイプの男性は「既婚・子持ち」である事がほとんどで、身バレを防ぐために仕事を偽っているわけですが、社会に出てそれなりに経験を積んでおり、学生タイプのように分かりやすい嘘をつきません。

しかし既婚・子持ちだからこその見抜き方があります。

それが週末に予定を入れない・週末は会えないという妻帯者ならではの特徴です。

ワケありタイプはデートに制限がある

ワケありタイプの男性は、平日の夜にしか会えません。

週末は家族で過ごすので連絡も疎かになりがちですし、一緒にいる時に絶対にスマホを見られないようにこっそりと確認します。

また何があってもスマホを手放そうとしません。

一度相手に好意を持つと、こういった行動を目にしても自分の都合の良いように解釈して見て見ぬふりをしてしまいがちですし、分かっていて怖くて聞けないものですが、「何か怪しい」と感じる男性は必ず嘘をついていますので、特に出会ったばかりの男性であれば見て見ぬふりをしないと心に決めて接するようにしましょう。

ワケありタイプはスーツでは見抜きにくい

恥ずかしながらこれは私の体験談なのですが、過去にマッチングアプリで出会った妻帯者は、当然職業欄に嘘の職業を書いていました。

それが100%の嘘ではなかったので「妻がいるな!」と気づくまで嘘の職業だという事に全く気付くことが出来ませんでした。

彼は身バレを防ぐために実際の職業とは異なる職業をプロフに書いていたのですが、どうやら身近に接している職業だったようで嘘の仕事についても詳しかったですし、来ているスーツも「あぁそれっぽいな」という感じだったので、一切警戒していませんでした。

ちなみに私の友人の友人もマッチングアプリで妻帯者に捉まった事があるらしいのですが、その子が出会った妻帯者は過去に勤めていた会社の職業をプロフに書いていたらしく、嘘だなんてこれっぽっちも思わなかったと言っていました。

妻帯者の多くは、嘘がバレないように身近な職業をプロフに書く傾向があるようですので、やはりスーツや着こなしで見抜くのではなく、週末の予定で見抜くのが一番確実なようです。

単なる見栄っ張りな「理想型タイプ」

最後に、ちょっと厄介なのがこの理想型タイプです。

ハイスペに見られたい、カッコよく見られたいというどうでも良い理由から、実際の職業とは異なる職業を語る男性です。

こういった理想型タイプは、長く付き合うつもりがないネトナン師に多いようです。

彼らは女性をベッドに連れ込み、プレイをするまでの過程を楽しんでいるので、ゴールにたどり着くためなら平気でうそをつきます。

理想型タイプは、実際に就いている職業よりもランクが高い(収入が高い)職業を語る傾向にあるので、スーツの質や着こなしで見抜くことが出来ます。

営業職のスーツ着こなしと特徴

営業職の男性は派手なスーツを好みません。

営業という職種上、目上の方に営業するという事が多々あるため、地味目で無難なスーツを好むんです。

中には派手なスーツを着る営業写真もいますが、そういう男性は基本的に業績が低いタイプなので、話の節々に「この人ちょっと変化も」という本性が見え隠れします。

また資料や商品などを持ち運ぶことが多いので、大きめのバッグや荷物の出し入れがしやすいポケットが多めのバッグを持つ傾向にあります。

レザーバッグで営業している人はほとんどいないと思いますので、営業職の場合はスーツだけでなくバッグ、そして革靴のすり減り具合にも注目すると見抜きやすいと思います。

不思議とストライプスーツが目立つ不動産

不思議な事に縦じまのストライプスーツや、ストライプのシャツを着ている人が多いのが不動産業界です。

お部屋を探しに行く際は、是非不動産営業マンの方のスーツに着目してみて下さい。

本当にストライプが多いんです!w

こういった薄っすらと入った縦じまではなく、くっきりと目立つタイプのストライプスーツですね。

これは先ほどご紹介した”先輩の真似“が業界全体で続いている結果なんだと思います。

あと何故かカフスを付けている人も多い印象ですね。

スーツのしわにも着目しよう

嘘の職業を語る理想型タイプは必ずと言って良いほど本来の自分の職業よりもちょっと収入が高い職業を選びがちです。

これは私の持論なのですが、収入がそれなりにある方はとにかくスーツのしわが少ない!

スーツのお値段については良く分からないという女性が多いと思いますが、スーツのしわであればスーツのお値段が分からなくともチェックすることは可能ですよね。

特に目に見抜きやすいのが、ジャケットの背中のしわと、パンツのしわです。

収入が高い職業に就いている男性は、いいお値段のスーツを複数所有していて、数日おきにクリーニングに出すなど身だしなみにお金を投資しています。

その為、スーツにしわが目立つという事がほとんどなく、もちろんシャツもパリっとしたシャツを着ている事がほとんどです。

逆に、見栄を張って一張羅のスーツを愛用している男性は、クリーニングに出すタイミングが少ない上に、シャツもクリーニングではなく自宅で選択しているだけなので、しわが目立つ上に襟元の変色も目立ちます。

もし収入が高い職業がプロフィールに書かれていた男性とデートに行く場合、もしお相手の方がスーツを着ていたら、パンツ・シャツのしわに注目するようにしましょう。