初対面の人と会話をするのが苦手という方にとって、異性との初デートはとても緊張するイベントですよね。
「何を話せばいいんだろう」「暗い人と思われたらどうしよう」など、口下手だからこそ押し寄せてくる不安って沢山ありますよね。
そこで今回の特集では、口下手な方のために初デートで使えるおすすめの会話テクニックを5つご紹介したいと思います。
この会話テクニックを使って初デートを成功させましょう!
自覚があるなら事前に告知しておこう
これはトークスキルというわけではないのですが、マッチングアプリで知り合った異性とデートの予定を組んだものの、口下手だからどうしようと悩んでいる方は、デートに行く前にお相手の方に「私口下手なんです」としっかり使えるようにしておきましょう。
初デートであなたの人柄がよく分かっていないせいで、人によっては沈黙の時間が出来ることで「デート楽しくないのかな」などネガティブに捉えられることがあります。
しかし事前に告知していれば、「あぁ本当に口下手なんだ」と察してもらえますし、自分自身も相手の方も沈黙でオドオドすることが無くなります。
デートを楽しむためにも、思い切って口下手である事を伝えておくと気が楽になりますよ!
テク1:相手に興味を持つ
会話のテクニックというよりも心持ちの話になりますが、全ての会話の根本にあるのが”会話相手に興味を持つ“という事です。
相手に興味があれば、どんな仕事をしている人なのか、休みの日は何をしているのかなど、気になることは自然と出てくるはずです。
勿論、相手の事を根掘り葉掘り聞いてしまうと引かれてしまう事もありますので、お相手の方のプライバシーに深く踏み込むような質問は厳禁ですが、逆に自分のことを何も聞かれないと「この人、私に興味ないのかな」と思われてしまいます。
そうならないためにも、まずはお相手の方に興味を持つという事を念頭に置くようにしましょう。
質問したいことを書き出す
もし好きな人がいたと仮定した時、その人のどんなところに興味が湧くかを想像してみて、聞いてみたいことをメモしてみると質問の具体例が出てくるはずです。
例えば私だったら好きな人のこういうところが気になります。
- お酒はどのくらい飲める?(お酒が好きだから)
- 犬が好きかどうか(犬を飼いたいから)
- 普段音楽を聴くかどうか(家で音楽を流していることが多いから)
他にも「私は〇〇だけど相手の人は大丈夫かな?」という質問が沢山あるはずです。
こういった事を書き出すだけでも会話のネタが出来ますので、会話が苦手な人にこそおすすめです!
テク2:質問と同時に自分の意見も添える
初デートの最中に質問したいことが思い浮かんだ時、もしくは事前に用意した質問をぶつけたいと思った時、まずは「私は〇〇なんですけど」という事から話すと相手の方は回答がしやすくなります。
あまりにもこちらの質問ばかりが続き、お相手の方ばかりが答えているという状況が続いてしまうと、お相手の方は取り調べを受けているような感覚になり、あなたといる空間を窮屈に感じてしまうことがあります。
こうなるとお相手の方はデートを楽しめなくなってしまいますので、質問をするときは自分のことから話すというのが最も無難です。
私は休みの日は部屋で本読んだり引きこもってることが多いんですけど、Aさんはお休みの日は何されているんですか?
自分の話が長くなると自分語りになってしまう事もありますので、自分の意見も添えるのであれば短く済ませるようにすると会話のテンポも上がっていくはずです。
テク3:感情と共感
初デートで「楽しい」と感じてもらえれば、次のデートの約束もしやすいですし、その楽しいという感情が好きに変わる可能性も高くなります。
楽しいと感じさせるために面白い話をしなきゃいけないの?と思うかもしれませんが、実際のところは面白い話や滑らない鉄板トークが出来なくても楽しいデートにすることが出来ます。
お相手の方の楽しいという感情を引き出すために気を付ける事は、
- 話に共感する
- 相手を否定しない
この2つだけなんです!
共感することでテンションが上がる
自分の理解者がいてくれるというだけで何だか嬉しい気持ちになりますよね。
人は会話の中で無意識に理解者探しをしていますので、そういう発言があった時に否定せず頷いたり同調したりして共感するだけでいいんです。(とんでもない話には共感しないように!w)
相手は「あ!分かってくれるんだ!」とテンションが上がりますし、「じゃぁこれは理解してくれるかな?」と次の話題が自然と出てきます。
注意すべきは「分かる分かる!」と共感した後に「でも~」と続けてしまうとお相手の方はテンションが上がりませんので、否定したい場合でも一旦は話を飲み込み、どうしても反論したい場合は別の話題として振るのが無難です。
相手を否定しない
特に初デートであればお相手の方がどういう時にテンションが上がり、どんなことが好きなのか嫌いなのかを把握するという事はとても大切です。
詐欺の教科書みたいになってしまいそうで怖いのですが、初デートで相手の事を知りたいのであれば相手の発言を否定しないというのが一番大切だと思っています。
その理由は、相手を否定せずに共感し続けると、先ほども書きましたが当の本人は「じゃぁこれは理解してくれるかな?」と普段は開かない引き出しを開いてくれるようになります。
そうすることで相手がどんな人なのか分かりますし、自分と合うのかどうかを早く見極めることが出来ます。
逆に話を否定してしまうと「どうせ分かってくれないよね」と、引き出しを開けなくなってしまいますので、相手の事が知りたければ共感して引き出しを開けまくってもらいましょう!
テク4:好きなものは必ずチェック!
マッチングアプリのプロフィール欄には必ず趣味を設定する項目があります。
またほとんどのマッチングアプリに「コミュニティ」があるので、お相手の方がどのようなコミュニティに参加しているかで好きな事・興味がある事が一目で分かるようになっています。
もしマッチングアプリで出会った人と初デートに行くのであれば、最低でも自分と共通している趣味やコミュニティに関しては把握するようにしておくと会話のネタになります、共通しているのであれば盛り上がる鉄板ネタになってくれます。
口下手でトークスキルに自信がないという事であれば、最低でも相手の好きな事を把握しておくようにしましょう。これだけで状況は全く変わるはずです!
テク5:沈黙を上手く使おう
全くの初対面、もしくは数回しか顔を合わせたことがないような人と初デートに行った時に、沈黙の時間が訪れるのって怖いですよね。
私はどちらかというとよくしゃべる方ですが、敢えて沈黙の時間を作ることがあります。
目的はお相手の方が沈黙を嫌がって必死にしゃべろうとする人なのか、それともその沈黙を受け入れる人なのかを知るためです。
私は営業職をやっていたことがあるので、場を繋ぐ話を振る事は得意ですし、基本的にはよくしゃべる人だという印象を持たれますが、プライベートはそこまでしゃべる方ではないので、ここで沈黙を受け入れてくれる人の方が実は居心地が良く、沈黙を作る事で自分との相性を見極めるようにしています。
逆に初対面の人と全然しゃべれないけど、仲が良くなった人とはよくしゃべるという人見知りなおしゃべりさんもいらっしゃると思いますので、そういう方は逆のタイプと相性が良い可能性がありますよね。
初対面の人との沈黙は少し怖いですが、敢えて沈黙することで相手の事を知ることもできますので、沈黙を怖がらず上手く使うという思考に変えてみると沈黙も楽しめるようになるのではないでしょうか。