「マッチングアプリに登録することに抵抗がある」という言葉を聞いたことがありませんか?
私も以前は抵抗があったのですが、時代の変化、そして生活の変化によりマッチングアプリに登録して彼氏彼女を見つけることは当たり前になりつつあります。
今回はマッチングアプリに登録したことが無い方のために、「マッチングアプリ初心者講座」と題しマッチングアプリをおすすめする理由をご紹介したいと思います。
- マッチングアプリが人気の理由
- 若者にとってのオンライン
- オンラインアクションが一般的に
- リモートワークの影響
マッチングアプリって本当に人気なの?
出会い系サイトや出会い系アプリが主流だった30代以上の世代にとっては、本当にマッチングアプリが普及しているのか疑問が残るところですよね。
出会い系の時代は「出会い系で出会うのは恥ずかしい」と思われてきたので、婚活目的で会い系サイトを使っている人はほとんどいませんでした。
使っていたとしても周囲に隠すことが当たり前で、出会い系に登録することは恥ずかしい事だったんです。
マッチングアプリの人気ぶり
マッチングアプリが本当に人気なのか知るためには、出会い系アプリとマッチングアプリの最大手の”登録者数と歴史“を比較するとよくわかります。
2020年8月時点で、出会い系アプリの最大手は『ハッピーメール』、マッチングアプリの最大手は『ペアーズ(Pairs)』です。
ハピメ | ペアーズ | |
---|---|---|
累計登録者 | 2500万人 (2020年8月時点) |
1000万人 (2019年1月時点) |
スタート | 2000年8月 | 2012年7月 |
会員数/年 | 125万人/年 | 125万人/年 |
ペーアズの勢いが凄い
ハッピーメールは創業20年、ペアーズは創業8年となり、2020年8月末時点で公式発表されている会員数を年数で割ると、どちらも1年125万人増のペースで累計登録者数を増やしている事になります。
しかし、ペアーズが1000万人を突破したのは1年以上前の2019年1月なので、少なく見積もって2020年8月までに100万人が増えていると考えると、ペアーズの会員増加スピードの方が早いという事になります。
それだけペアーズ、そしてマッチングアプリを利用する人が増えてきているという事です。
マッチングアプリは時代に合致したサービス
出会い系アプリとマッチングアプリの違いはいくつかありますが、人気に差がついた最大の要因は「イメージ」です。
マッチングアプリは真剣な恋活や婚活をアピールしてきたのに対し、出会い系アプリは出会い系サイト時代のイメージを引きずり、大人の出会いに特化したサービスというイメージが定着してしまっています。
そのため、恋人を探している20代の男女にとっては、選択肢は2つではなくマッチングアプリ一択という状況になっているようです。
またアプリ専用のサービスとしてスタートし、SNSを中心に広告展開してきた点もマッチングアプリにとっては追い風だったのかもしれませんね。
20代にとってマッチングアプリは普通
彼氏彼女がいない20代のスマホの中には、高確率でマッチングアプリが入っているという事実をご存知でしょうか?
現在の10代20代の若者にとってオンラインで出会うという事は特別な行動ではなくなってきているんです。
小学生がオンラインで友達と遊ぶ時代
私には小学生の甥っ子がいるのですが、その甥っ子を通して小学生の遊び方が徐々に変わっていく姿を目の当たりにしてきました。
昭和や平成前期の小学生の遊び方と言えば、友達の家に集まって外に出かけたり、友達の家でゲームをしたりゴロゴロするのが当たり前でしたが、平成後期になるとそれが徐々に変化していきます。
友達の家に行くときも必ず1人1人がゲーム機(3DSなど)を持参し、友達の家に来ているのに会話は最低限の情報交換だけ。
私からすれば異様な光景でしかありませんが、その時の彼らにとってはそれが当たり前だったんです。
オンラインへの抵抗が少ない
ゲーム機の性能が上がってくると、徐々に自宅にいながらオンラインで共同プレイ出来るようになり、現在では小学生でもヘッドセットを付けて友達としゃべりながらオンラインでゲームをするようになってきました。
大人ではなく小学生がこうやってヘッドセットを付けて友達とゲームしているんです。
「〇時に集合ね」と友だちに電話で伝え、集合場所はオンライン。
初めてその姿を見た時、流石に驚きました(笑)
大人の中にはオンラインで仕事をしたり、対面することに抵抗を覚える方がまだまだいるようですが、子供たちは既にオンラインへの抵抗が無いんです。
マッチングアプリへの抵抗感はゼロ
オンラインで友達と遊び、オンラインで誰かと知り合う事に慣れた子供たちが、マッチングアプリで出会いことに抵抗を感じるわけがありませんよね。
強いて挙げれば写真を掲載することくらいかもしれませんね。
学生期にこういった時代を経てきた20歳前半の若者は、マッチングアプリを使う事が当たり前で、逆に使った事が無い方が珍しいくらいです。
オンラインの出会いが当たり前の時代に
若い世代だけでなく、20代後半の社会人にとっては今は変化のタイミングですよね。
新型コロナの影響拡大により、自宅に居ながらチャットで同僚とやり取りをし、オンライン会議を開き、オンラインで書類のやり取りをするというリモートワークが推進され始めています。
最近ではリモートで営業する「リモート営業」なんかも始まっているようですね。
企業にとってはメリットが多いリモートワーク
リモートで出来ない仕事も多々ありますが、リモートで出来る仕事も多々あります。
また、社会人にとっての最大のストレスは人間関係と言われているため、リモートワークにすることでストレスが軽減され、仕事が捗るという方も少なくありません。
今日は1人オフィスなんだけど
改めて気づいたことがある1人ってめっちゃ仕事捗る
無駄な雑音なくて集中できる
ストレスもたまらない
気を使わないし定時に帰れるオフィスは電話だけがネック
つまりリモート最高— あかリス@動画×デザイン×マーケティング (@asahi_zenryoku) September 2, 2020
こういったリー元ワークの推進は、コロナの影響である事に間違いはありませんが、やってみると意外に企業にはメリットが多く、積極的にリモートへ切替ていく企業も増えています。
- 仕事の効率化
- ペーパーレス化
- 空調やトイレといった水道光熱費節約
- 固定支出軽減(オフィスの規模縮小)
勿論、システム構築やPCの支給などリモートワークにすることによりかかる費用もありますが、交通費の支給が減ると考えれば総合的に見ると圧倒的にリモートワークの方が企業にとってはメリットが多くなります。
最近では都心から地方へ本社移転する大手企業のニュースもありましたよね。これもリモートワーク前提だから可能な事で、不動産が安い地方に移転するのは賢い選択と言えます。
リモートにより出会いが激減?
リモートワークにすることにより企業にも社員にもメリットがありますが、独身社員にとっては見過ごせないある大きなデメリットがあります。
それが出会いの減少です。
- 他部署との交流がなくなる
⇒社内での出会いが減少 - 仕事帰りの一杯がなくなる
⇒社外での出会いが減少
リモートワークにより出会いの場が少なくなれば、それに代わる何かを見つける必要があります。
マッチングアプリ人気はまだまだ加速する
マッチングアプリに関する記事を書いている事もあって、私は大学生や新社会人の方に会うと必ずマッチングアプリを使っているかなどの調査をするのですが、8割以上の確率でマッチングアプリを使った事がある、もしくは現在進行形で利用しているという回答が返ってきます。
オンラインで友達と遊ぶだけでなく、LINEで告白をする世代なので、マッチングアプリに抵抗が無いのは当然ですよね。
若い世代がマッチングアプリを利用することで、マッチングアプリの人気が加速し、徐々に30代の方たちにも「出会い系アプリは微妙だけどマッチングアプリならOK」という空気が広がっています。
最近ではドラマでもマッチングアプリに登録するというシーンを見かけるようになったので、完全にマッチングアプリが市民権を得たと言っても良いと思います。
新型コロナの影響で出会いの機会が減ってしまった事により、合コンをする機会もほとんどなくなりましたし、街コンの開催数も激減したので、使える手段はマッチングアプリに絞られてしまいます。
今までは「マッチングアプリに登録することに抵抗がある」と口にしても平気でしたが、これからは「まだそんなこと言ってるの?」と笑われる時代になるのかもしれませんね。