マッチングアプリによって利用者の年齢層にバラつきがあります。
「20代の若い子ばっかりで肩身が狭い」
「40代ばっかりだとちょっときつい」
など、他の登録者たちとの世代観が合わないと出会える気がしなくなってしまいますよね。
そこで今回の特集では、同年代の彼氏彼女を作りたい方、そして特定の年代の異性を恋愛対象にしている方のために、登録者が多い人気マッチングアプリの年齢分布を調査しご紹介していきたいと思います。
これを読めばあなたもマッチングアプリで世代ギャップを感じる事がなくなるはずです!
調査対象の人気マッチングアプリ
今回、年齢分布を調査した人気マッチングアプリは以下の5つの恋活・婚活アプリです。
(調査日:2020年11月10日)
アプリ | ジャンル | 累計登録者数 | |
---|---|---|---|
ペアーズ | 恋活・婚活 | 1,000万人 | |
タップル誕生 | 恋活 | 600万人 | |
with | 恋活・婚活 | 320万人 | |
Omiai | 恋活・婚活 | 600万人 | |
ゼクシィ縁結び | 婚活 | 110万人 |
年齢分布の調査方法
今回調査した年齢分布は以下の振り分けで調査しています。
- 10代(18歳~19歳)
- 20代前半(20歳~24歳)
- 20代後半(25歳~29歳)
- 30代前半(30歳~34歳)
- 30代後半(35歳~39歳)
- 40代前半(40歳~44歳)
- 40代後半(45歳~49歳)
- 50代以上(50歳以上)
マッチングアプリにおいて20代と30代の利用者が圧倒的に多いため、20代と30代に関しては前半後半で分類し、40代に関しても念のために前後半で二分しています。
ちなみに先ほどの5つのマッチングアプリの中で、検索条件画面に利用者数が表示されるのはwith(ウィズ)とゼクシィ縁結びの2つだけです。
他のマッチングアプリに関しては、新規登録者を登録順に表示させ、最低でも新着順で500人の年齢を調査し、最新の年齢分布を反映させています。
バランス型のペアーズ
マッチングアプリとしては初となる累計登録者数1,000万人突破の『ペアーズ(Pairs)』では、20代後半の利用者が約3分の1と最も多くなっています。
他の人気マッチングアプリと比べると、どこかの年代が突出しているという事はなく、この年齢分布がマッチングアプリ全体の年齢分布と言って良いのかもしれませんね。
とりあえずペアーズという選択肢
ペアーズ(Pairs)は他のマッチングアプリと比べると2倍以上の会員を擁しているマンモスサービスで、2位のタップル誕生とでさえ会員数は約400万人近い開きがあります。
年齢層が上がっていくにつれ未婚者の割合も減っていくので、高齢世代の登録者数が割合的に低くくなってしまいますが、マッチングアプリの中では50代60代の利用者が最も多いマッチングアプリともいえます。
何しろペアーズは分母が大きいですからね。
どれが自分に合っているマッチングアプリか分からないという事であれば、まずはペアーズ(Pairs)を選んでみるのが正しい選び方なのかもしれませんね。
20代前半の支持率が高いタップル誕生
若者に支持されているという印象が強い若者向けの恋活マッチングアプリ『タップル誕生』は、イメージ通り20代からの支持が圧倒的に高く、全体の3分の2を20代が占めている状態です。
マッチングアプリでは一般的に20代後半の割合が高くなるのですが、タップル誕生は若干ながら20代前半の利用者数が上回っています。
意外にも20代前半の利用者が最も多いマッチングアプリは少ないので、もし恋愛の対象が20代前半という事であればおすすめはタップル誕生です。
20代の恋人探しにおすすめ
タップル誕生は恋活と婚活の両方でPRしていますが、実際には「結婚したいからタップルで恋人を探そう」と考えるよりも、「恋人が欲しいからタップル」と考えて登録している人の方が圧倒的に多いようです。
実際、タップル誕生で登録者たちのプロフィールを見ていても、婚活の2文字を自己紹介文に書き込んでいる人はほとんど見かけないので、婚活をしたいという方に少し不向きかもしれませんね。
その代わり、20代の方にとっては非常に恋活しやすい状況なので、20代の恋活勢には迷わずタップルをおすすめしたい!
30代以降には不向きなタップル
タップル誕生は全体の3分の2が20代という異質な年齢分布なので、私のような30代ですら居心地があまり良くありません。
タップルは検索一覧が表示できない代わりに、このようにプロフィールカードが次々と表示されますが、出てくるプロフのほとんどが20代の若者ばかりなので、数分もすれば心が折れてしまいます(笑)
もし30代以降の方で、婚活ではなく恋活がしたいという事であれば、タップル誕生ではなくペアーズは次にご紹介するwith(ウィズ)の方がおすすめです。
人気急上昇中のwith(ウィズ)
マッチングアプリの売上ランキングでOmiaiを抜き、遂に3位に躍り出た『with(ウィズ)』。
1位のペアーズ同様に恋活と婚活の両方におすすめのバランス型マッチングアプリなのですが、with(ウィズ)は20代後半の割合がやや高く、20代後半の方が恋活や婚活をしやすい環境と言えます。
特にwith(ウィズ)はマッチング機能が非常に優秀ですので、パートナーの理想年齢が20代後半という方にはかなりおすすめです!
全年代におすすめしたいwith
with(ウィズ)は今回ご紹介する5つのマッチングアプリの中で最も若いサービスで、2016年3月から約4年半で320万人を突破した人気マッチングアプリです。
ゼクシィ縁結びは2014年からブラウザ版でサービス提供されていたので、サービスの稼働年数で言えばwith(ウィズ)が最も短くなります。
with(ウィズ)がここ数年で飛躍的に会員数を増やしてきた要因は、性格診断や恋愛診断などを活用し、あなたと相性の良い異性を教えてくれるという他社とは一線を画すマッチング機能です。
診断のお陰で比較的年齢意識が薄く、年齢が離れた異性からもいいねが届くことが多いマッチングアプリでもあります。(30代の私でも20代前半の女性からいいねが送られてくることがあります)
同年代の恋人探しや婚活にもおすすめですが、年の差婚や年の離れた恋人が良いという方にもおすすめですよ!
20代後半の支持が突出しているOmiai
日本で初めてリリースされた日本製のマッチングアプリである『Omiai』は、20代後半の登録者割合が最も高いマッチングアプリです。
累計会員数600万人なので、全体の4割となる240万人が25歳から29歳という計算になります。(既に退会済みの方もいらっしゃいますので、現在アクティブに活動している会員さんはもっと少ないと思われます)
20代後半の婚活ならOmiai
本来Omiaiは婚活向けのマッチングアプリではないのですが、Omiai(お見合い)というサービス名から婚活に利用されることが多く、結婚適齢期である20代後半から30代前半の利用者が全体の6割を占めている状況です。
またこれまでにご紹介してきたマッチングアプリと比べると30代後半や40代の割合がやや高く、30代以降の婚活にもおすすめできるマッチングアプリなんです。
ガチの婚活アプリではないため婚活向きの機能などは少ないのですが、ゼクシィ縁結びのような正統派の婚活アプリは恋活アプリや恋活・婚活の混合アプリと比べると会員数が減少する傾向にありますので、数をこなしたいという婚活者にはOmiaiもおすすめです!
30代前半の割合が高いゼクシィ縁結び
他のマッチングアプリとは異質な年齢分布となった『ゼクシィ縁結び』。
ここまでにご紹介してきたマッチングアプリはいずれも20代の割合が高かったと思いますが、ゼクシィ縁結びは30代の割合が圧倒的に高く、20代が33.9%であるのに対し、30代が48.6%と全体の約半数近い数字になっています。
それだけ真剣に婚活している人が多いということでもあります。
30代から始める婚活はゼクシィ縁結び!
ゼクシィ縁結びの累計会員数は人気マッチングアプリと比べると110万人(2020年10月時点)とやや少ない数字になっていますが、縁結びは婚活に特化したマッチングアプリなので、婚活アプリとしては妥当な数字なのかなと。
年齢分布を見ると、他社を比べ20代前半の登録者が圧倒的に少なく、その代わりに30代前半と後半の登録者が多いという異質な分布ブラフになっています。
婚活をするのであれば迷わずゼクシィ縁結びがおすすめで、その中でも特に30代の異性と結婚したいと考えている方におすすめです!
アプリによって異なる特徴と目的
5つのマッチングアプリの年齢分布をご紹介してきましたが、ご覧頂いたように偏にマッチングアプリと言ってもアプリによって全く異なる年齢分布になります。
マッチングアプリによってユーザーへの訴求方法が異なるため、このような違いが生まれているんです。
登録者の年齢が異なれば、おのずと利用の目的も変わってくるもので、マッチングアプリによって利用している方々の目的は異なります。
マッチングアプリは基本的に恋活・婚活という2つのジャンルに分けられますが、他にも遊び目的で利用している方や、パパ活やママ活などの目的で利用している方たちもいます。
アプリによってどういったジャンルの利用者が多いという特徴が異なりますので、本気で恋活や婚活をするのであれば、自分の目的とアプリの特徴が合致するようなアプリ選びを心がけましょう。