好きな男性や女性に振り向てもらうために押しの一手で攻めることもあれば、ちょっと引いて相手の反応を伺う事もありますよね。
そんな恋の駆け引きが上手くいくときもあればそうでない時もあります。
果たして恋の駆け引きに成功する人と失敗してしまう人の差は何のでしょうか?
「好きに人になかなか振り向いてもらえない」
「恋の駆け引きが苦手」
という方のための特集になっていますので、「現在恋してます!」という方は是非参考にしてみて下さい。
恋の駆け引きで失敗する人
恋の駆け引きは誰にでも出来る事ですが、それが上手くいっているかどうかはまた別の話です。
恋の駆け引きをしているつもりでも、相手にとってはそれがとても悪印象で、駆け引きしたつもりが恋の芽を摘む結果になってしまた人もいます。
元々両思いだった男女が、駆け引きをしたことで結局付き合えなくなるなんて最悪ですよね。
これは恋の駆け引きが悪いという事ではなく、人によって恋の駆け引きに向かない人もいるという事なんです。
ではどういった人が恋の駆け引きに不向きで、どういった人が恋の駆け引きが上手い人なのでしょうか?
情熱タイプは駆け引き厳禁
好きになったら猪突猛進でアタックする情熱タイプの人は絶対に駆け引きをすべきではありません。
恋の駆け引きは時に我慢も必要となり、相手の気持ちを育む時間を作る必要があります。
この時間こそが駆け引きに必要になるのですが、猪突猛進の情熱タイプはいわゆる”見(けん)“が苦手なので、相手の気持ちが育つ前にアタックしてしまい砕け散ってしまうようです。
情熱タイプだという自覚がある方、そして”見”が苦手だという方は、駆け引きをするのではなく、ストレートにアタックすることをおすすめします。
相手の性格を見抜けない人
恋の駆け引きをする上で最も重要な事は、「これをしたら相手はこういうふうに考えるだろうな」という性格と感情予測です。
相手の性格を理解し、どのように感じるかという感情を把握することで、相手の好意を自分に向けるというのが恋の駆け引きなので、まず相手の性格をある程度理解していないと恋の駆け引きをしても逆効果になることがあります。
駆け引きにこだわらない
恋の駆け引きにこだわり過ぎる事もまた駆け引き下手な人の特徴と言えます。
時にはストレートに「好き」というべきポイントで、駆け引きにこだわるあまりに好きの一言が言えず、相手の気持ちが離れてしまうという事があります。
それに何でもかんでも駆け引きしようとする人は、信用できない典型的なタイプなので、駆け引きばかりしてしまうと好きな人だけでなく友達すら失う事になりかねません。
駆け引きは恋のスキルとしてワンポイントで使う。
これだけは忘れないようにしましょう。
絶対にダメ!下手な恋の駆け引き
恋の駆け引きにおいて絶対にやってはいけない事がいくつかあります。
- 性格のリサーチを怠る
- 攻め続ける
- 行き詰ってから駆け引きを始める
先ほどもご紹介したように、相手の性格をある程度把握していないと、駆け引きは上手くいきません。
また猛アプローチすることも1つの方法だと思いますが、絶え間なく攻め続けると相手が圧迫感を感じてしまい、逆に相手の気持ちが離れてしまいかねません。
そして攻め続けて上手くいかなかったからと言って、急に駆け引きを始めるのも厳禁です。
振り向かせたい?恋の駆け引きがしたいだけ?
相手を振り向かせたいから恋の駆け引きをするのか、それとも恋愛を楽しみたいから恋の駆け引きをするのか。
まずあなたがどちらのタイプなのかをしっかり見極める必要があります。
もし相手の事を振り向かせたいから恋の駆け引きをするのであればおすすめは出来ません。
駆け引きをせずとも恋が成就するというケースの方が圧倒的に多いわけですし、恋の駆け引きに憧れてとりあえず駆け引きをしてみるという愚策は辞めておきましょう。
逆に恋の駆け引きをおすすめしたいのは、後者の「恋愛を楽しみたい人」です。
恋愛を楽しむということ
以前、私の友人に「恋愛は付き合う前の駆け引きが楽しい」という話をされたことがあります。
その友人は私とも仲が良かった女性の事を好きになったのですが、猛アプローチするのかと思いきや、早々に押し引きの駆け引きを始めてしまいました。
猪突猛進タイプの私からすれば謎の行動でしたが、男友達も女友達も心底駆け引きを楽しんでいたようで、駆け引きをすることで更に相手の事を好きになっていきました。
当時、恋の駆け引きをしないタイプだった私にとって、その光景を見て「何が楽しいんだろう」という感想しか出てきませんでした。
しかし駆け引きをする事はその2人にとってお互いを知る上で非常に重要な”過程“だったようで、結局その2人は1ヶ月以上駆け引きを楽しんだ後に付き合う事になり、最終的には結婚することになりました。
上手な恋の駆け引きとは?
友人の話から学ぶべきポイントはいくつもあります。
初めは男性の方が好きになり、恋の駆け引きをすることで女性にも駆け引きのステージに立ってもらう事。
そして駆け引きしていると感づかれてもいいので、まずはこちらを向いてもらう事が何よりも重要です。
「押してダメなら引いてみる」「視線は合わせるけど声はかけない」など、恋の駆け引きと呼ばれる行動はいくつもありますが、結局のところこちらを向いてもらえない事には何も始まりません。
基本は追いかけさせる
こちらが一方的に追いかけるところから始まった恋でも、駆け引きをすることでいつの間にか相手がこちらを追っているような状況にすることが恋の駆け引きの醍醐味ともいえます。
別に相手に「こいつ駆け引きしてるな」とバレてもいいんです。
要は相手の意識をこちらに向けるところから恋の駆け引きは始まります。
例えば、合コンで積極的に話しかけていたのに、帰り間際に連絡先もきかずに帰るというのも1つの駆け引きです。
「あれ?連絡先聞かないの?」と思わせることで相手の頭の中に入り込むことから始めます。
後日友人を介してもう一度会ったり、友人経由で連絡先を聞くなど、挽回するチャンスは十分にあるので、決してギャンブルというわけでもありません。(もう一度会える・連絡先を後から聞ける確証が無ければただのギャンブルです)
それを見越したうえで敢えて連絡先を聞かず、相手の頭の中に「?(クエスチョン)」を残すことでベクトルをこちらに向かせるところから駆け引きが始まります。
上手に「冷たくする」
これまでは普通に話をしていたのに、突然態度が冷たくなり、それがきっかけでその人の事が気になってしまった。
こういったシチュエーションはドラマや漫画などで良くありますが、これを実践しようとしたら仕込みが必要になります。
仕込みをせずにただただ冷たくすると、「よくわかんない人だなぁ」「あれ?怒ってる?もしかしてキレやすい人なの?」など、あなたの意図とは違った捉えられ方をすることがあります。
態度を急変させて気を引きたいのであれば、相手があなたの性格をちゃんと理解している必要があります。
そして、冷たくする時は相手の中に「あれ?怒らせちゃったかな」という「もしかして」が無いと成立しませんので、全く関係を築けていない人にこれをやるのもNGです。
これが冷たくするとき時の最低条件です。
意外性で感情を揺さぶる
LINEで楽しいやり取りが続いている中で、急に返信が無くなり既読スルーされると、「変な事いっちゃったかな」など、誰でも気にしてしまうものです。
唐突に不安を煽っておいて、「LINEしてたら楽しくなって会いくなった」など相手が感じているであろうマイナスの感情と真逆のメッセージを送るのも1つの駆け引きです。
実践上、この方法はかなり使えました!w
感情はふり幅が大きければ大きいほど大きくプラスに作用してくれるので、不安からの好意は結構刺さってくれるようです。
「吊り橋効果」とまでは行きませんが、安堵した感情を恋愛に変換させるため、不安と安堵のふり幅が大きいとそれだけ強く作用しているように思います。
繰り返しになりますが、ここでも相手の性格をしっかり理解している必要があります。
既読スルーして不機嫌になるような相手であれば絶対にNGな方法なので、相手の性格を見極めた上で使うようにしましょう。
恋の駆け引きで気を付ける事
男女間の恋の駆け引きだけでなく、駆け引きそのものに拒否反応を示す人がいます。
コーチングと呼ばれるマネジメント上のスキルがあるのですが、コーチングでは人は4つのタイプに分類されると言われています。
この4つのタイプの中に「コントローラータイプ」があります。
コントローラータイプの人は起こる出来事を自分でコントロールしたいため、他人からコントロールされることを極端に嫌います。
コントローラータイプの人に恋の駆け引きをすると、駆け引きしているとバレた時点でアウトですし、駆け引きしているつもりがなくとも、自分の土俵に引き込もうとするだけでかなりの抵抗感を示してきます。
もし恋の駆け引きをしようと思ったら、まずは相手が「自己主張が強く感情が表に出やすい人かどうか」であるかを見極め、もしコントローラータイプである可能性が高い時は駆け引きをしないようにしましょう。
間違いなくブチ切れられます(笑)