
演奏に特化した新しいビデオ通話アプリ『ダーク(DARK)』。
ビデオ通話を活用して個人間でオンラインレッスンが出来るというものらしのだが、ダーク(DARK)に登録すると演奏に関するメニューもビデオ通話も一切ないというのが現状だ。
そこで本特集では
- ダーク(DARK)は何をするアプリなのか
- ダーク(DARK)の女性たちはサクラなのか?
- ダーク(DARK)の口コミと評判はどうなってる?
など、ダーク(DARK)がどんなアプリなのか、安全なアプリなのか、そしてどんな人におすすめなのかなど、ダーク(DARK)に関する情報を掲載している。
ダーク(DARK)は何をするアプリ?

ダーク(DARK)はAppstoreで配信されている「ミュージック」カテゴリーのビデオ通話アプリ。
公式アイキャッチには楽器演奏の投稿があるので、ビデオ通話を通じて楽器演奏を学べるアプリのように見えるが、実際にダーク(DARK)に登録すると全く別のサービスであることが分かる。

これはアプリ内で表示されるポップアップ。
見ての通り大人向けのビデオ通話アプリ(ビデオチャットアプリ)と表記されている。
この時点でPRで謳っていた音楽演奏が嘘だったことが分かる。
ダーク(DARK)はビデオチャットアプリ
ビデオチャットを知らない方に向けて簡単に解説すると、

ライブチャットというサービスのスマホ版がビデオチャットであり、スマホ版は1対複数ではなく、1対1のビデオ通話に特化している事が多い。
今回のダーク(DARK)もビデオ通話タイプで、チャットレディとの1対1のビデオ通話がメインコンテンツになっている。
イメージとしてはオンライン版のキャバクラといったところだ。
チャットレディとは

ビデオチャットには基本的に女性ユーザーがいない。
アプリ内に待機している女性たちは「チャットレディ」と呼ばれ、キャバクラのキャストのような立ち位置になっている。
ビデオ通話を繋ぐと男性は1分毎に料金を支払う事になるのだが、その一部がチャットレディの報酬となるので、アダルト系になるとチャットレディたちはえっちな姿を見せる事で通話時間を引き延ばすことになる。
当然、男性はその姿が見たくて課金するので課金額は相当なものになる。
逆に言えば、ビデオ通話前提なのでサクラがいる心配がなく、お金さえあれば楽しめるサービスなのだが、最近のビデオチャットにはビデオ通話ができないサクラが非常に多い。
ではダーク(DARK)はどうなのか?サクラはいるのだろうか?
ダーク(DARK)でサクラを調査した結果

ダーク(DARK)で登録を終えると、登録直後にも関わらず絶え間なくメッセージが送られてくる。
しかも明らかにまともではない量だ。

私がダーク(DARK)に登録したのが10時7分だったので、これは登録してちょうど1分後のメールボックスなのだが、たったの1分で既に23件ものメッセージが送られてきている。
これを見てサクラを疑わない方がどうかしているレベルだ。
ちなみに、これらのスクショを撮ったのは平日の午前10時台の話で夜ではない。
キャバと同じで夜から深夜帯がゴールデンタイムのビデオチャットにおいて、平日朝にこれだけの量のメッセージが来ることは普通ならあり得ない事であり、サクラである可能性は非常に高そうだ。
ダーク(DARK)はサクラを使っているのか

これはダーク(DARK)で受信したメールが50件を超えた瞬間の写真。
見ての通り登録から5分で50件を超えるというとんでもないスピードだ。
そもそも平日の午前中にこれだけのチャットレディが稼働しているというだけでも変なのに、そのチャットレディがこぞって新規登録者に敏感で、即メッセージを送ってくるという状況はどう考えてもおかしい。
サクラメッセ200件超え
そして極めつけがコレ。

ダーク(DARK)に登録して53分でメールの量は200件に到達していた。
ここまでくるともはや笑ってしまうレベルだ。
この状況を見て「サクラはいない」と言う方が難しいし、もはやサクラがいると断定していいレベルだろう。
しかも、どのメッセージもご丁寧に動画や写真を貼付している。
メッセージで送られてくる写真や動画は開封するのにポイントが必要になる有料コンテンツになっているので、そこでユーザーにポイントを消費させるのがサクラたちの目的なのだろう。
ダーク(DARK)の評判と口コミの内容

ダーク(DARK)は2025年7月にリリースされたビデオチャットアプリ。
リリースから約3ヶ月が経過した現在、ダーク(DARK)の口コミは1,000件を突破しており、その平均評価は「4.3点」とそこそこ高い評判を獲得している。

見ての通り、口コミ分布は最高評価となる星5が最も多く、次点で星1という少し極端な状況。
ダーク(DARK)はPR内容(楽器演奏)と実態がかけ離れているアプリなので、低評価がつくのは至極当然だが、それよりも圧倒的に高評価が多い理由がよく分からない。
口コミの中身は一体どうなっているのだろうか。
ダーク(DARK)の高評価口コミは?

ダーク(DARK)に高評価を付けている口コミを見ると、長文で投稿している口コミの多くが嘘のPRに準えた内容になっていた。
つまり、ありもしない楽器演奏に関する口コミが多数あったのだ。
アプリを一度でも開けば、楽器演奏やレッスンといったものが嘘だったとすぐに分かるはずなので、これらの口コミは評価を吊り上げる事を目的としたサクラであることが分かる。

中にはビデオチャットとして高評価している口コミもあったが、ダーク(DARK)はビデオチャットとして優れているというわけでもないので、ここまで高評価に偏りを見せているのは不自然と見るべきだろう。
ダーク(DARK)に低評価をつけた口コミ

現時点でダーク(DARK)に低評価を付けた人はそれなりにいるようなのだが、口コミの投稿は少なく2件のみだった。
そういった状況からか、「低評価消しているのでは」という口コミもある。気持ちは分からなくもない。
もう一つの低評価口コミではサクラに関する内容が記載されている。
登録した瞬間から明らかにサクラの女から大量のメッセージが届きます。楽器演奏のアプリだと思って入れようとしてる人はいれないでください。
このようにリアルな体験談と注意喚起が投稿されていた。
実際にダーク(DARK)を利用すればだれでも分かる事だと思うので、もしどうしてもダーク(DARK)が気になるのであれば一度この状況を確認してみるのもいいかもしれない。
時間の無駄だったと後悔することになるだろう。
ダーク(DARK)の料金システム

ダーク(DARK)でコンテンツを満喫しようと思ったら、1日で数万円溶けていく高額料金システムになっているので、もし課金するつもりなのであればこの内容をしっかり理解した上で決断することをおすすめしたい。
まずダーク(DARK)は予めポイントを購入し、保有しているポイントの範囲内で有料コンテンツが利用できる従量課金制。

アプリ内でスクショが使えないため、別カメラで撮影した画像になるが、各プランの詳細は以下の通り。
基本的なポイントレートは「1pt=1.25円」で、購入額が高くなればなるほどポイントレートは下がり、9,800円プランは「1pt=1.14円」まで下がる計算になる。
ダーク(DARK)の消費ポイントと料金

少しピンボケしているが、これがダーク(DARK)のポイント表になる。
この消費ポイントを先ほどのポイントレート(1.25円/pt)を適用して実際の料金に換算するとこのようになる。
| アクション | 消費ポイント | 料金 |
|---|---|---|
| メッセージ送信 | 60pt/通 | 75円/通 |
| 画像・ボイスメッセージ (開封・送信) |
60pt/件 | 75円/件 |
| 動画付きメッセージ (開封・送信) |
160pt/件 | 200円/件 |
| 音声通話(1分) | 160pt/件 | 200円/件 |
| ビデオ通話(1分) | 280pt/件 | 350円/件 |
大量に送り付けられていたメッセージ添付動画は、最大30秒の動画にも拘らず開封するのに200円も掛かってしまう。
最近では安全な大手サイトで2時間動画が1,000円前後で購入できることを考えると、もはやぼったくりレベルの料金設定と言って良いだろう。
そして何より、メインコンテンツであるビデオ通話のぼったくりっぷり。
1分あたり350円という事は、1時間のビデオ通話で21,000円分のポイントを消費するという事になる。
えっちな姿を見せてくれる事もあるが、大半はトークで終わる事を考えると、あまりにも高すぎる料金設定と言って良いだろう。
そもそもあのサクラ臭さを考えれば、気に入ったチャットレディとビデオ通話できない可能性の方が高そうだし、運営の身元も信頼できないのでダーク(DARK)で課金するのはおすすめできない。
ダーク(DARK)の運営会社

ダーク(DARK)のようにアプリ内で課金コンテンツを提供している場合、運営会社の情報を正確に掲載しなくてはならない。
これは「特定商取引法」で定められている法的義務なのだが、今回のダーク(DARK)はアプリ内のどこを探してみても運営会社に関する情報が掲載されていないのだ。
特定商取引法とダーク(DARK)の問題点

特定商取引法では上記のような情報を正しく掲載することを運営会社に義務付けている。
これを「特定商取引法に基づく表記」というのだが、これは課金トラブルが起きた際などの消費者保護を目的としているので、日本だけけでなく海外でも同様の法律を制定しているケースがほとんどだ。
しかし、ダーク(DARK)ではこの情報が不足しており、加えて公式サイト代わりに使われているnoteにも運営情報は無く、Appstoreにも詳しい情報は無い。
考えられるパターンとしては
- 法律違反上等で配信している
- 日本の法律適用外の条件で配信している
後者のパターンとしては、日本以外の海外に籍を置く企業の場合だ。
その場合は日本の法律が適用されないため、どちらかというと後者のパターンが濃厚だと思うが、日本以外でも似たような法律を制定している国は多いので、常識的に考えて運営会社の情報が無いという事実は危険と見て問題ないだろう。
PRは嘘だし、サクラを使っている可能性が高いし、運営者の身元不明な状況といい、まともな要素が何一つ無い。
課金すると後悔する羽目になることは目に見えているので、くれぐれも勢いで課金しないように注意してほしい。

