マッチングアプリと言えば20代や30代の利用者が多いイメージですが、最近では50代や60代の方々の登録が増えてきている事をご存知でしょうか?
とはいえ、全体的に見れば50代以上の方々の比率は全体の5%にも満たない状況です。
また、その限られた50歳以上のマッチングアプリユーザーがいくつものアプリに分散している状況なので、なかなか同年代の利用者に出会えないと感じていらっしゃる方も多いようです。
そこで今回の特集では、50代や60代以上の方々の登録者が多いおすすめのマッチングアプリを5つに厳選して、それぞれのメリットとおすすめの理由を掲載しています。
中にはマッチングアプリに慣れていらっしゃらない方もいらっしゃると思いますので、単にマッチングアプリをおすすめするだけではなく、なぜおすすめなのかという根拠も添えています。この特集を見れば50代や60代からでも恋活・婚活が始められるという事が分かるようになっています。
マッチングアプリに50代60代が増加している背景
マッチングアプリ人気の高さは、何も20代30代に限った話ではありません。
ブームと呼ばれる”流行りもの“の多くは、まず初めに10代20代を中心に流行し、それが30代40代、そして50代以上の方々に波及していき全世代に受け入れられると、ブームではなく「一般常識」に変化していきます。
しかしマッチングアプリの場合は少し特殊で、18歳未満利用禁止という事もあってまずは20代後半と30代前半のアラサー世代から流行が始まり、それが20代や10代(18歳~19歳)、そして現在40代以上の方々へと広がりを見せています。
現在のマッチングアプリは50代60代の方々にも受け入れられてきている過渡期にあり、日本でもようやく出会いのツールとして一般常識になりつつあります。
両親が子供にマッチングアプリを勧める時代
常識が変わってきたと感じる最たる例が、両親にマッチングアプリを勧められたという話を耳にするようになったことです。
SNSや口コミでも同様の事例を目にするようになってきています。
ついに母親にマッチングアプリをすすめられたけど私今仏教検定を受けるかどうか悩んでてそれどころじゃない
— マチ子 (@mck56_9) August 16, 2020
数年前までなら「そんなもの止めなさい」と反対される事の方が多かったと思いますが、現在ではマッチングアプリに対して偏見を持たない50代以上の方々も増えてきています。
むしろ50代や60代の両親や会社の上司からマッチングアプリを勧められるなど、以前とは逆の現象が起こるようになってきています。
今後はこういった経験談がもっと増えていきそうですね。
50代から始めるオンライン婚活
結婚未経験の50代60代の方が恋活の一環としてマッチングアプリを始めるというケースも多いようですが、最も多いのは子育てがひと段落したシングルファザーやシングルマザーがマッチングアプリで再婚活をするというケースです。
たぶん母親がマッチングアプリの男と通話始めたなう
— 闇くん (@AK8s0) November 20, 2019
こういった事例は全国的に徐々に増えてきているようで、似たような口コミをチラホラ目にすることがあります。
実際にどのマッチングアプリを見てみても、全体的に50代以上の方々増えてきているのは事実で、マッチングアプリで知り合ったという50代オーバーのカップルも増えてきているようです。
再婚マッチングアプリが人気に
マッチングアプリの中には「再婚」に特化した再婚マッチングアプリなるものがあるのですが、実は現在、再婚活マッチングアプリの人気が急速に高まってきているんです。
再婚活の代表格である『marrish(マリッシュ)』というマッチングアプリは、4年ほど前までは全くと言って良いほど人気が無かったのですが、ここ数年で急速に人気が出てきており、数あるマッチングアプリの中で売り上げが4位(2020年8月時点のデータ)という驚きの業績を残しました。
売上が高い=有料会員になっている人が多いという事であり、それだけ再婚活マッチングアプリの需要が高くなってきているんです。
次章より50代60代におすすめのマッチングアプリをご紹介していきますが、言わずもがなおすすめ1位はこのマリッシュです!
50代60代におすすめマッチングアプリ5選
50代60代の方々がマッチングアプリで出会うためには、まず第一に”同じ世代の登録者が多い“という事が条件として挙げられます。
他にも誰でも使えるシンプルな機能である事、サクラがいない・悪質な業者がいないなどが挙げられますが、優先すべきは同世代が多いという事です。
こういった諸条件をまとめ、50代60代におすすめのマッチングアプリランキングを作成しましたので、是非参考にしてみて下さい。
1.50代と60代の登録者が多い
2.使いやすいシンプルな機能
3.高額サイトへ誘導する悪質業者がいない
1位 年配の方々に圧倒的人気のマリッシュ
50代60代の方々におすすめのマッチングアプリ1位は、先ほどもご紹介した『marrish(マリッシュ)』です。
口コミでは30代の利用者から「年上ばかり」と不満がでるほど全体的な年齢層が高い!
当然、若い世代(20代~30代)からはあまり評判が良くありませんが、逆に言えば40代以上の男女にとっては同世代が多く格好の出会いの場となります。
あくまで私の印象ですが、登録している50代オーバーの方々は早い段階からマッチングアプリ適応した柔軟な方々なので、「え?本当に50代?」と驚くほど若々しい方が多く、精神的にも若そうな人が多く見受けられます。
未だマッチングアプリに抵抗がある50代以上の方々が多い中で、ネガティブなイメージに流されず、新しいものに積極的にチャレンジしているので精神的にも若く、それが見た目の若々しさにも影響しているのかもしれませんね。
またマリッシュであれば、バツイチの方でも安心して利用できますので、これから恋活・婚活を始める方におすすめです!
マリッシュが人気の理由
マリッシュはマッチングアプリでは珍しく、恋活でも婚活でもなく「再婚」をフューチャーした再婚マッチングアプリになっています。
特にシングルマザーを始めとした再婚を希望する女性への支援が手厚く、婚活系のマッチングアプリでは少数の「女性無料」を掲げているマッチングアプリです。
本格的な婚活マッチングアプリは、男性だけではなく女性も有料に設定されているパターンが多く、男女ともに同額の課金が必要になる事がほとんどです。
また男性の月額料金も他のマッチングアプリと比べると低く設定されており、「安い」というシンプルな理由がマリッシュの人気を支えています。
マリッシュの料金システム
婚活マッチングアプリの多くは、男性だけでなく女性も等しく有料というスタンスを取っていて、女性も男性と同様に毎月4,000円前後の料金を支払う必要があります。
ご存知の方も多いと思いますが、シングルマザー世帯の平均所得は低く、シンママの平均年収は300万弱(291万円)というデータが出ており、切迫した家計の中から毎月4,000円近いお金をマッチングアプリに投資するのは困難ですよね。
特にコロナ禍以降の経済情勢やドル高の影響でパートやバイトの収入が減っている現在においては、4,000円があまりにも高い壁になってしまいます。
そういった母子家庭事情を考慮し、再婚を後押ししたいマリッシュは「女性無料」という思い切った設定しており、それがマリッシュ人気の大きな要因となっています。
marrish | 男性料金 | 月額換算 |
---|---|---|
1ヶ月 | 3,400円 | – |
3ヶ月 | 8,800円 | 2,933円/月 |
6ヶ月 | 14,800円 | 2,466円/月 |
12ヶ月 | 19,800円 | 1,650円/月 |
またマリッシュは女性だけでなく男性にも優しく、男性は「1ヶ月3,400円」と業界でもトップクラスに安い料金設定です。
他のマッチングアプリと比べると圧倒的に安く、こういった料金面における思いやりが現在のマリッシュ人気を支えていると言っても過言ではありません。
50代や60代の方々がこれから婚活を始めるのであれば、まずはマリッシュに登録してみるという流れが一番安定志向だと思いますし、同年代の多さなども考えるとマリッシュが一番のおすすめです。
2位 年齢層がやや高めの婚活アプリYoubride
婚活系のマッチングアプリの中でも歴史が最も古く、40代の利用者が最も目立つ婚活マッチングアプリ『Youbride(ユーブライド)』が、50代60代の方へのおすすめマッチングアプリ2位です。
2000年代にサービスの提供を開始した老舗マッチングアプリですので、機能は非常にシンプルでマッチングアプリ初心者でも使いやすい部類のマッチングアプリになっています。
しかも利用者の年齢層は全体的にやや高めで、40代の登録者が目立つ稀有な婚活アプリとなっています。
これから恋活・婚活を始める50代60代の方々におすすめしたいアプリの筆頭です!
シンプルで分かりやすい設計
Youbride(ユーブライド)はマッチングアプリに分類される婚活アプリですが、中身はどちらかというと旧来の出会い系アプリに近いシステムで、これまで出会い系サイトを利用してきた50代60代の方々にとって使いやすい設計になっています。
お互いに「いいね」を押した相手としかメッセージの交換が出来ないという点ではマッチングアプリそのものですが、検索システムが非常にシンプルでマッチングアプリを使った事がないという方でもすぐに使いこなせるようになります。
唯一異なる点としては、上の画像にあるように顔写真の公開範囲を設定できるようになっており、無料会員のままではお相手の顔写真を確認できない事がほとんどです。
プライバシーを考慮した結果、このような機能を盛り込んだようですね。
マッチングに関してはもう少し新しい機能を追加してもいいんじゃないかとも思いますが、そこもマッチングアプリ初心者に考慮した結果なのかもしれません。
ユーブライドの料金プラン
ユーブライドについて調べたことがある方はご存知だと思いますが、ユーブライドは男性だけでなく女性も有料となっています。
ただし、ユーブライドには「お相手の方が有料会員であれば、無料会員のままでも受信したメッセージにのみ返信が出来る」というルールがあり、稀なケースではあるものの女性の方が有料会員であれば男性でも無料で利用できる婚活マッチングアプリになっています。(実際には男性が有料会員になり女性が無料会員の状態でマッチングすることがほとんどのようです)
(税込表記) | Androidアプリ ブラウザ |
iPhoneアプリ |
---|---|---|
1ヶ月 | 4,300円 | 4,500円 |
3ヶ月 | 10,800円 (3,600円/月) |
11,800円 (3,933円/月) |
6ヶ月 | 17,800円 (2,967円/月) |
20,800円 (3,467円/月) |
12ヶ月 | 28,800円 (2,400円/月) |
34,800円 (2,900円/月) |
有料会員になる場合は男女共通の料金システムになっていて、婚活アプリという事もあり料金はやや高めに設定されています。
上記スタンダードプラン以外にも「プレミアムオプション」といった上位の有料会員システムが用意されていますので、詳しい内容を知りたい方はこちらの特集を参考にされて下さい。
3位 婚活アプリNo.1のゼクシィ
「婚活」というジャンルに限定したとき、最も人気があるのがこの『ゼクシィ縁結び』です。
TVCMでもお馴染みの結婚情報誌ゼクシィが手掛ける婚活マッチングアプリで、20代後半から30代の利用者が最も多い人気婚活サービス。
これまでに結婚にまつわる様々なアンケートを実施してきたゼクシィだけあって、婚活者のツボを押さえた機能が多く、ユーザーに対する細やかな配慮が人気の秘訣と言えそうです。
全体利用者数は婚活アプリの中でもトップですが、50代以上の世代を見るとマリッシュやYoubrideに劣るため3位に選出しました。
女性から支持されるゼクシィ
婚活アプリに限らず、マッチングアプリのほとんどは男性比率が圧倒的に高くなっています。
マッチングアプリ最大手のペアーズは男女比がほぼ7対3(男7女3)であり、女性比率が高いマッチングアプリでも6対4くらいの比率です。
しかし、ゼクシィ縁結びの男女比率は「5.5対4.5」ほどで、マッチングアプリの中でも女性比率がトップクラスに高く、女性人気が高い婚活アプリとなっています。
女性人気が高い要因はいくもありますが、一番に挙げられるのは女性が結婚の際に重要視する「価値観の合致」に焦点を当てたマッチングシステムになっているという点です。
ゼクシィ縁結びの価値観マッチ
ゼクシィ縁結びでは登録時に回答した「18の質問」を基に、お相手の方とどれくらい価値観が一致しているかという数値をプロフ写真右下に表示してくれます。
価値観の相性が数値化されていることで相性の良い人とのマッチ率が高く、価値観が似ているのでマッチ後の会話も弾みやすいという特徴があります。
勿論、この数値がすべてではないので中には話や思ったほど価値観が合わないという方もいらっしゃいますが、この数字が後押ししてくれる出会いもあるので、好意的に捉えている方の方が圧倒的に多く、私もその一人です。
50代の結婚報告者も
ゼクシィ縁結びの公式HPでは、縁結びで出会いゴールインした夫婦の「縁結びレポート」が掲載されています。
20代と30代の結婚報告が目立ちますが、40代・50代の結婚報告も掲載されており、50代でも出会える可能性があるという事が分かるはずです。
ゼクシィ縁結びには婚活成功保証というサービスもありますし、まずは会員の80%が6ヶ月以内に出会っているという事実を胸に、最低でも半年間は本気で婚活に取り組みたいところですね。
4位 日本で最も利用されているペアーズ
日本のマッチングアプリで最初に累計登録者数1,000万人を突破した超人気アプリ『ペアーズ(Pairs)』もまた、50代60代の方々におすすめしたいマッチングアプリの1つです。
日本で最も有名なマッチングアプリなので、最初に登録したマッチングアプリはペアーズと答える人も多く、有名なだけに50代60代の方も比較的に多いのが特徴です。
スタンダードなマッチングアプリなので、複雑な設定も無く、マッチングアプリに慣れていないという方でもすぐに使いこなせるようになると思います。
数に頼るならペアーズ
マッチングアプリにおいて「数」は非常に重要で、どれだけ優れた機能を有していても恋愛の対象となる人が1人もいなければ意味がありません。
その点、ペアーズは日本で最も登録者が多いマッチングアプリなので、ここで出会えなければ他の何を使っても無理と言われるくらいの最大手です。(実際にはそんなことはありません)
厳密に言うと性能の違いなどもありますし、利用者の質の違いもあるので最大手で出会えなくても小規模マッチングアプリで出会える可能性は十分にあります。
しかし、50代60代の方々に限って言えば、マッチングアプリに登録している人数自体が少ないため、小規模なマッチングアプリでは同年代の人と出会えることがほとんどありません。
そういう点でも先にご紹介した40代・50代向けのマッチングアプリがおすすめですが、もしかすると地域によっては登録者が少ないという事もありますので、そういう時はペアーズを利用してみるのもおすすめです!
離婚経験者に特化したマリマリッジ
50代60代におすすめのマッチングアプリ1位に推したマリッシュと同様に、離婚経験者のためのマッチングアプリを自負する『マリマリッジ』。
マリッシュと異なる点は、再婚というワードをプッシュするのではなく、離婚経験者の「恋愛」と「婚活」の両方を応援しているという点です。
50代60代の方の中にも、結婚・再婚ではなく恋愛を楽しみたいという方は多いと思います。
マリッシュは再婚メインなのでちょっと重く感じるという方は、もう少し気楽に利用できるマリマリッジがおすすめです。
ただし、マリマリッジは2021年にサービスをスタートしたばかりで、これからのマッチングアプリであり、登録地域によってはマッチング相手が全然いないという事もあり得ます。
都心部での利用であれば十分に出会いもあると思いますが、地方だと少し厳しい可能性がありますので、まずはどのくらい利用者がいるのかを確認してから有料会員になるようにしましょう。
マリマリッジは激安マッチングアプリ
まだまだ登録者が少ないマリマリッジをおすすめする最大の理由は、出会うための基本機能を無料で提供しているという点です。
まだまだ登録者が少ないので、まずは無料で提供して登録者を増やしたいという意図があるんだと思います。
いつまで無料キャンペーンが継続するかは不明ですが、マリマリッジの凄いところは有料会員になったとしても月額料金が驚くほど安いという事です。
男女共に有料ながら、男性は1ヶ月1,900円、女性は1ヶ月500円という格安設定で、シンパパやシンママにも優しい料金設定になっています。
単月購入の料金が安い分、複数月のまとめ購入のお得感は薄くなっていますが、女性の場合、1年でもユーブライドの1ヶ月とほぼ同じ料金になっています。
以前と比べると徐々に登録者も増えてきていますので、いつまで無料キャンペーンが継続するかは不明ですが、とりあえず登録してみるのは全然ありなのではないでしょうか。
50代60代がマッチングするために
20代や30代など、マッチングアプリ利用者の大多数を占める世代では、同世代が多いという事もあって人によってはあまり深く考えずともマッチングすることもあります。
しかし50代や60代になると同世代の利用者が少ないという事もあって、若い世代と比べるとどうしてもマッチング率は下がってしまいます。
そこで、これからマッチングアプリで恋活・婚活・再婚活をスタートするという50代・60代の方々に向け、マッチングするためのコツをご紹介したいと思います。
① メイン写真で印象が変わる
② サブ写真にもこだわる!
③ 多くの人に見られるために
④ いいねを押すのは準備が出来てから
①印象激変!正しい写真の選び方とは
マッチングアプリでは複数の項目を設定するプロフィールが重要視されますが、丹念込めてプロフィールを作ったとしても、検索画面で表示される顔写真がイマイチだとプロフィールを開いてもらうことすらできず、時間をかけて作ったプロフィールも見てもらえません。
つまり、まずは顔写真で「どんな人なんだろう」と思ってもらえないと、どんなに時間をかけたプロフィールや自己紹介文も無駄になってしまうんです。
ではどのような顔写真が理想的で、どんな顔写真ならプロフィールを開いてもらえるのか?
これまで数多くのマッチングを実現してきた『with』というマッチングアプリの統計データによると、「マッチング率が高い人は写真全体に対して顔の大きさが2~3割程度だった」とのことです。
また顔の位置は出来る限り中心に来るように設定する事。
更に付け加えると、自分で撮影した自撮り写真ではなく、第三者に撮影してもらった自然体な笑顔の写真が理想的です。
- メイン写真は写真に対して顔が2~3程度に収まるように
- 顔の位置は出来る限り中心に
- 第三者に撮影したもらった笑顔の写真
絶対にダメ!NGな顔写真
理想の顔写真についてご紹介しましたが、条件に合致する写真を持っていないという方も多いと思いますし、だからと言ってマッチングアプリに登録するための写真を誰かにお願いするのが恥ずかしいという方がほとんどなのではないでしょうか。
そういう場合は手持ちの写真の中から1枚を選ぶ、もしくは結局自撮り写真を使うことになると思います。
この際、「これだけは絶対ダメ!」というマッチングアプリにおけるNG写真がありますので、こういった悪例だけは避けてメイン写真に選ぶようにしてください。
- あなたの顔が写っていない写真
- 暗い場所で撮影した写真
- 実物より太って見えるバットアングルの写真
- 出来る限り自撮り写真は避ける
あなたが写っていないペットや景色などはサブ写真なら全然OKなのですが、あなたが写っていない写真をメイン写真に設定するのだけは絶対にNGです。
誰も興味を持ってくれません、0.1秒でスルーされるのが落ちです。
自撮り写真の良し悪し
次に自分で撮影した自撮り写真は避けられる傾向にあります。
厳密に言うと、自撮り写真は撮影が難しいので、逆に印象が悪くなることが多いんです。
自撮りが上手い人であれば全然問題ないのですが、慣れていない人が自撮りで撮影するとどうしても表情が硬くなりがちですし、上手く笑顔が作れないので印象が良くなるどころか悪くなってしまいます。
マッチングアプリで50歳以上の方々の写真を見ていると、スマホを胸元あたりに構え顔を下から撮影したような写真が目立ちますが、これでは絶対に印象は良くならないので下のアングルから撮影することだけは避けましょう。
また暗い場所で撮影したような色味が暗い写真もおすすめできません。理由はシンプルであなたが暗い人間に見えてしまうからです。
使えそうな写真もないし、誰かにお願いもできないのでなくなく自撮り写真を使うという場合は、出来る限り色味が明るくなるように明るい場所で撮影して、カメラは腕を伸ばして頭よりもやや上方から構え、明るく健康的な写真になるように心がけましょう。
イメージとしてはこんな感じです。(絶対に手は添えないでください!笑)
最初は恥ずかしいと思いますが、マッチングアプリでは写真のイメージがとにかく重要なので、試行錯誤する価値はあるはずです。
②サブ写真にもこだわりましょう
メイン写真の準備が出来たら、次に重要になるのがサブ写真です。
自己紹介文も重要なのですが、実は思っている以上にサブ写真は重要で、どれだけ綺麗な自己紹介文を作ったととしても、印象に残るサブ写真には勝てません。
“百聞は一見に如かず”という言葉がぴったりかもしれませんね。
どれだけ上手い文章をしたためたとしても、共感できる写真や素敵だなと思える写真にはかなわないという事です。
ではどのようなサブ写真が理想的なのか?
風景写真はあまりおすすめできませんが、基本的にはあなたが好きなものです。
相手に共感してほしい写真でも良いと思いますし、出来る限りあなたがどのような人間なのか分かるような写真が理想的です。
- 趣味を楽しんでいる写真
- 旅行の写真
- ペットの写真
「こんな生活をしている人と一緒にいたい」「好みが一緒だから相性が良さそう」「同じ犬や猫を飼っている」など、あなたのプロフィールを見てくれた方が共感持ってくれそうな写真を設定すれば、それだけであなたの事が印象に残ります。
逆にサブ写真がないと視覚で捉える印象が薄くなってしまいますので、サブ写真が無いよりもサブ写真が多い方が圧倒的にマッチング率は高くなります。
ペットとの写真は大きな武器?
もしペットを飼っているのであれば、最低でも1枚、多くても2枚くらいペットの写真があるとマッチング率が上がります。
特に犬猫は飼っている人も多いため、あなたと同じ血統のペットを飼っている方からは高確率で興味を持ってもらえますし、それが出会いに繋がる事もあります。
またペットと戯れている写真では飼い主が自然と笑顔になっている事が多く、好印象に繋がりやすいので、出来ればペットと一緒に写っている写真があると大きな武器になります。
逆に「この人あざとい」と思われるようなあからさまな写真は確実にマッチング率が下がりますので、出来る限り自然な状況で撮ったペット写真を用意するようにしましょう。
③検索にヒットさせるために
マッチングアプリで異性とマッチングするためには、まずはあなたのプロフィールを見てもらえるようにすることが最も重要です。
あなたのプロフを見てもらう方法は、大きく分けると2つのパターンがあります。
① 検索画面にあなたが表示されて興味を持ってもらう
② あなたが押した「いいね」や残した「あしあと」からあなたのプロフィールを見に来る
マッチングアプリでマッチングするためには「いいね」を貰う必要があり、「いいね」を貰うためにはあなたのプロフを見てもらう必要があります。
例え写真を厳選して見栄えを良くしても、もあなたのプロフが検索に表示されなければプロフィールを見てもらえるチャンスは減ってしまいます。
こうなると、あなたからアプローチしない限りプロフを見てもらえず、出会いのチャンスが半減してしまうんです。
マッチングアプリで検索に表示される仕組み
ではどうすればあなたのプロフィールが検索に表示されやすくなるのか?
▲Pairs(ペアーズ)のブースト機能
各マッチングアプリにはあなたのプロフィールを検索上位に表示させる有料機能が用意されています。例えばペアーズで提供されている「ブースト」のような機能です。
こういった有料機能を使う事が最も手軽な方法になりますが、あまりお金を掛けたくないという方もいらっしゃると思います。
残念ながら有料機能を使わずに検索上位に表示させる方法はありませんが、マッチングアプリがどのような仕様で検索表示させているかを理解することで、検索にヒットしやすくさせることは十分に可能です。
まずはプロフィールで未設定をゼロに!
誰しもが自分と共通点が多い人とマッチングしたいと願うものです。
例えば共通の趣味であったり、自分と同じ結婚観や金銭感覚を持っているなど、長く付き合っていくパートナーを探す際に何らかの共通点を求めます。
特に、これまでに様々な人と付き合ってきた方であれば、様々なことに寛容になれる反面、これだけはダメという絶対NG条件も持っています。
そういう人の場合、自分の条件に合う人を探すために、検索画面で「検索条件」を指定して絞り込み、その中から好みの相手を探していくのが一般的です。
この際、もしあなたのプロフィールに設定していない項目がある場合、その項目を重要視している人の検索にヒットしなくなるので、たった1項目未設定になっているだけであなたのプロフが検索一覧に表示される回数が減ってしまうんです。
プロフを埋めたからといって劇的にいいねを貰える数が増えるというわけではありませんが、全然マッチングしないという人に限ってこういうところがおろそかになっているので、まずはプロフィールをしっかり埋めるところから始めるようにしましょう。
必ずマイタグを登録しよう
現在、多くのマッチングアプリが採用しているコミュニティ機能。
ペーアズ(Pairs)ではこの機能を「マイタグ」と言います。
恋人を探している人が相手に共通点を求めるという習性を活かし、同じ趣味や価値観を持つ人が集まる場所を作り、マッチングしやすくしたのがこのマイタグ機能なんです。
マイタグに登録すると、同じマイタグ内での検索が可能になり、同じ趣味や価値観を持つ人のみが検索に表示される仕様になっています。
もしあなたが恋人に共通の価値観や趣味を求めるのであれば、そのマイタグに参加して検索するのが一番効率的です。
マッチングアプリではマイタグを活用して恋人探しをしている人は多く、マイタグに参加しているだけであなたのプロフィールが見られる回数は間違いなく増えます。
逆にマイタグに参加していなければ、それだけであなたのプロフィールが見られる回数が減ってしまいますので、出来る限りマイタグには参加するようにしましょう。
ちなみに、マッチングアプリで恋人が出来た人の多くが、平均で30~40のマイタグに参加していたというデータが出ているようです。
もしなかなかマッチングしないという事であれば、こういった基礎的な事から見直してみるのもおすすめです。
④いいねを押すのは準備ができてから
初めてのマッチングアプリは誰しもが気持ちが高揚するものです。
これはマッチングアプリあるあるなのですが、新しい出会いにわくわくするあまりに、登録してすぐに異性を検索して「いいね」を押してしまいがちです。
実はこれ、マッチングアプリで絶対にやってはいけない行動の1つなんです。
判断材料はあなたのプロフィールのみ
マッチングアプリでは「いいね」を押した場合、お相手の方に「いいね!を貰いました」という通知が届き、どんな人なんだろうと気になったお相手は必ずあなたのプロフィールを確認しに行きます。
プロフを見て気が合いそうな人かどうか、自分の条件にあっているかなどを確認し、いいね!を返すかどうかを決定するのですが、その際、あなたが写真やプロフを設定していないとお相手の方はあなたを判断する材料がないため、絶対にいいねを返してくれません。
これは私の経験談なのですが、まだマッチングアプリ初心者だった頃に、登録してすぐに私の理想に近い男性を見つけました。
同じ趣味が多く気が合いそうだったので、お相手の方も興味を持ってくれるだろうと自信満々にいいねを押したのですが、残念ながらいいねは返ってきませんでした。
単純に私が彼のタイプでは無かった可能性もありますが、プロフィールが穴だらけでサブ写真も無かったことも影響していないとは言い切れず、いいねが返ってこなかった理由が分からないからこそ、やれることをやっていなかった事を激しく後悔しました。
皆さんには私と同じ轍は踏んでほしくありませんので、マッチングアプリに登録したら「いいね」を押す前にまずは自身のプロフィールを完成させ、後悔のない恋活・婚活を楽しんでください。
マッチングアプリに50代60代の方が増えてきている理由
マッチングアプリが登場した2012年から2015年あたりまでは”出会い系アプリは危険なツール“という印象が強かたようで、未だにその印象を持っているシニア世代は多いようです。
そのせいでマッチングアプリも危険視されることが多く、マッチングアプリに50代以上の登録者がいるという事は稀でした。
しかし、現在はそういったマイナスイメージも払拭しつつあり、出会い系アプリとマッチングアプリは似て非なるサービスという事実も認識され始めています。
マッチングアプリなら安全に出会えるという事実が広がり始め、徐々にですがマッチングアプリにも50代や60代の登録者が増えてきています。
時代によって変化する出会いのツール
過去を振り返ると、文通・ボケベル掲示板・出会い系サイトなど、若者はいつの時代も真っ先に新しい出会いのツールに興味を持ちブームの火付け役を担ってきました。
しかし出会い系サイトだけは少し様子が異なりました。
2000年前後、出会い系サイトの人気が過熱しすぎたせいもあって、一部利用者が法を逸脱する行為に及ぶようになり、社会的な問題となったことで「出会い系サイト=危険」というイメージが世間に定着してしまいます。
2003年に出会い系関連の法律が公布され健全化が図られてきましたが、一度定着した悪いイメージがぬぐえないまま20年近い時が経つことになります。
2003年に「インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律」が公布され、以降、インターネット上での出会いの場は法律で規制されることになりました。
そんな中で登場したのがマッチングアプリです。
マッチングアプリが登場した当初は決して注目度は高くありませんでしたが、「恋活」や「婚活」という言葉が流行したことにより、新しいものが好きな20代の若者から新たな出会いのツールとしてマッチングアプリが注目されるようになっていきました。
波及するマッチングアプリの人気
文通・ポケベル・出会い系など、過去に日本で流行ってきた出会いのツールとマッチングアプリの異なる点は、国民全員が持っていると言っても過言ではないスマートフォンに、気が向いたら誰でも自由に、そして無料でダウンロードできるという手軽さです。
その手軽さゆえに、悪質な業者が紛れ込んでいる事もありますが、マッチングアプリ全体が健全化を図ったことにより徐々に業者の数も減ってきています。
そのお陰で、出会い系サイトは危険というイメージが強かったのに対し、マッチングアプリは健全な出会いというイメージが定着してきました。
特に50代・60代の方々の認識を変えるきっかけになったのは、健全なサービスになったおかげで、マッチングアプリがTVで取り上げられる回数が増えたことが影響しているのかもしれませんね。
TVでも出会いのツールとしてマッチングアプリが特集されるようになったり、ドラマの中でも出会いの手段としてマッチングアプリが使われるようになるなど、世間的にマッチングアプリの認知度が高くなり、マッチングアプリは20代30代のためだけのツールではなくなっていきます。
時代に合った出会いの形
2020年2月に問題が表面化し、世界中に拡大した新型コロナウイルスの影響で、人々の常識は大きく変わったように思います。
コロナが落ち着いた現在でも街中でマスクをしている人を見かけない日はありませんし、コロナ禍以前と変わった風景は多いですよね。
コロナ禍の数年で、合コン・お見合い・街コンなどの開催が激減し、飲みに出かけてもお店の中で何らかの制限が設けられていることも珍しくなく、店先で新たに誰かと出会う機会が減少していきています。
そんな中で、再注目されたのがマッチングアプリです。
恋愛において最も難しい事は「異性と出会う」という事です。
特に波長が合う異性と出会うのは困難極まりないですよね。
その点において、マッチングアプリは最も難しい「出会い」を解決してくれる手段として非常に優秀であり、アプリによっては波長が合う相手を探しやすくなっています。
またマッチングアプリのイメージがクリーンになってきていたことも相まって、これまで以上にマッチングアプリの需要が高まってきているんです。
マッチングアプリは恋活・婚活だけではない
昭和の時代に比べると、平成は離婚率が高くなったと言われています。
これは厚生労働省が2000年までの離婚件数をまとめたグラフで、以前に比べると離婚件数は増加傾向にあり、片親世帯が増え続けている状況です。
令和以降は経済的な問題も影響して、更に離婚件数が増えると予想されています。
20代で離婚し一人で子育てを頑張ってきた方が、子供が成人して社会人になった事をきっかけに40代・50代から再婚活を始めるという話は決して少なくありません。
特にお子さんからマッチングアプリを勧められて始めたという50代・60代の方が多いようで、これが50代・60代の利用者が増えてきている1つの要因となっています。
他にも、働き盛りの40代・50代の方は仕事上の責任が重くなり仕事に集中する時間が増えている上に、20代の頃のように出会う人の多くが独身というわけではありませんし、40代オーバーの方を対象とした婚活パーティーなども少ないため、いつどこでも手軽に利用できるマッチングアプリを選ぶという事が多いようです。
スマホで誰でも簡単に再婚活
スマホとマッチングアプリが普及する以前、再婚するために出会いを探す手段はかなり限定的でした。高額な登録料などを支払い結婚相談所に登録するか、知人から紹介を受けるかのほぼ二択で、再婚活は離婚経験者にとって非常に難しい状況でした。
しかも結婚相談所で離婚経験者、ましてや子持ちの方を受け入れてくれるところは少なく、何より金銭的面でシンパパ・シンママが結婚相談所を利用するというのが難しかったんです。
しかし現在はスマホがあればマッチングアプリで再婚活出来ますし、女性であれば無料で、男性でも月額4,000円前後で再婚活出来る時代になってきています。
だからといって50代・60代の方が恋活・婚活するには、マッチングアプリにも向き不向きがありますので、これから恋活や婚活・再婚活を始めるという方、そして他のマッチングアプリでは全く出会えなかったという方のために特集を組ませて頂きました。
本記事が少しでも皆さんの恋活・婚活・再婚活の手助けになったのであれば幸いです。